1話、2話を読んだ感想

とくに期待せずに読んだのだけど、面白くておもわずハマってしまった。来週の更新が待ち遠しい。

具体的にどういう点に魅力を感じたのか書いてみる。

パーティから追放されてボス部屋にたった一人で送りこまれるという絶望から這い上がっていくストーリーに、「ボスの頂点」を目指すというシンプルな目標、それに現代的なゲーム配信を組み合わせるというギミック。
あと、最強っぽい吸血鬼と器用貧乏な主人公がどのような相乗効果を生み出すのかというワクワク感もあって、とても良い。
設定としてはとくに小難しいことはないのだけど、こんなにも面白くできるんだという可能性を感じる。
っていうかこの調子だと、いずれ主人公を追放した元パーティのメンバーと戦うことになりそうだなw

あと本作は小説が原作のコミカライズ作品なのだけど、とても上手く漫画化されているなという印象。

原作者「広路なゆる」氏の小説家になろうのプロフィールを読むと、「コミック原作志向強めで、漫画にした時に面白いものを書きたいと思っています。」1とある。

本作『闇堕ち勇者の背信配信』は漫画も上手く、そして面白い。
上述の原作者のねらいが上手くいったのか、それとも漫画を担当している幸路(ゆきじ)氏の力量によるものか、おそらくその両方だろう。

今後も引き続き追っていきたい。

脚注

1. 広路なゆるのプロフィール | 小説家になろう(参照 2024-08-30)

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