漫画『ダンダダン』には、80年代・90年代の映画や音楽、テレビCMなどを題材としたパロディ(もしくはオマージュ)や、小ネタがたびたび登場します。
本記事は、その元ネタと考えられるものをまとめたものです。
2024.8.30 追記
現在、原作漫画の1話から36話の範囲までしか網羅できていませんが、ゆくゆくは全話網羅したい。更新さぼり気味ですね…頑張ります(さっさ仕事しろ!)。
目次
第1話「♪トゥシャッ シャイボ〜イ♪」

引用:龍幸伸『ダンダダン』第1話
♪トゥシャッ
シャイボ〜イ♪♪この瞬間
引用:龍幸伸『ダンダダン』第1話
に〜♪
オカルンと綾瀬桃の出会いのシーンで、宇宙人否定派の綾瀬桃と、幽霊否定派のオカルンが、お互いに宇宙人と幽霊の存在を証明するため勝負をすることになります。
負けた方はパシリになるという条件です。
その流れで、ネットで絶対出ると有名な心霊スポットに向かうことになったオカルンが、怖さを紛らわすために、大声で歌うという場面です。
元ネタは歌手、観月ありさの「TOO SHY SHY BOY!」という曲。
作詞・作曲を手掛けたのは、1990年代に数々のヒット曲を打ち立て一躍有名になった小室哲哉氏。
第20話「チキチータ〜 ユメナイカ〜」

引用:龍幸伸『ダンダダン』第20話
チキチータ〜
ユメナイカ〜チキチータ〜
引用:龍幸伸『ダンダダン』第20話
ショウマイ
チョッチキ
フォ〜ユ〜
セルボ星人の手下が主人公達に襲ってくる時に発していたセリフです。
元ネタは、スウェーデンの音楽グループABBA(アバ)の「チキチータ」という曲。
ABBAは、1970年代〜1980年頃にかけて大ヒットした音楽グループです。
「チキチータ」はドラマの主題歌にもなりました。
第22話「24時間戦えますか」

引用:龍幸伸『ダンダダン』第22話
にじゅ〜よじかんたたかーえまっすーかビジネスまーん引用:龍幸伸『ダンダダン』第22話
第29話「止まれ スカタン野郎!!」

引用:龍幸伸『ダンダダン』第29話
突然、人体模型が疾走してきた時に綾瀬さんが言ったセリフです。
元ネタは北道正幸先生のギャグ漫画「スカタン野郎」「スカタン天国」に登場する人体模型の定吉(さだきち)だと言われています。
北道正幸先生本人も自身のTwitterにてツイートしていました。
理科室に置いてあるような人体模型のほとんどは左半身が筋肉、っていうのを当時ちゃんと調べずに『スカタン野郎』では逆に描いちゃったんだけど、そういう意味でも今回『ダンダダン』に出てきた人体模型は「定吉」なんでしょうね。まさかくすぐりとして使われるようになるとは。
— 北道正幸@プ〜ねこ8巻来春発売予定 (@kitamichi) October 21, 2021
第36話「ぢぇにふあ!! ろぺす 穴根打(アナコンダ)」

引用:龍幸伸『ダンダダン』第36話
「ぢぇにふあ!! ろぺす 穴根打(アナコンダ)」
引用:龍幸伸『ダンダダン』第36話
通称:鬼頭家の最強ババアが、戦闘シーンで発していたセリフ。
元ネタは1997年公開のパニックホラー映画『アナコンダ』だと言われています。
この映画の主演を務めたのが、女優のジェニファー・ロペスです。
映画に登場するアナコンダは、巨大な人食い蛇として描かれています。
この映画はシリーズ化していて、現在『アナコンダ4』まで作られています。
『アナコンダ(1997)』の予告編を貼っておくので興味のある方はどうぞ。(英語ですが、雰囲気はつかめます。)
youtu.be第37話「ゲラッパ!! ミソンバ!!」

引用:龍幸伸『ダンダダン』第37話
ゲラッパ!! ゲラゲラ!! ミソンバ!! みそみそ!!
引用:龍幸伸『ダンダダン』第37話
元ネタは1992年に放送された日清の「カップヌードルMISO」のCMです。
CM内で「ミソンバ!」とパワフルに叫びながら踊っているのは、
なんと、あのファンク・ミュージックの生みの親として知られるカリスマ、 ジェームス・ブラウンです!
ちなみにジェームス・ブラウンは体幹どうなっとんねんwと言われるレベルでダンスも上手いことで知られています。
以下の動画で踊っている様子が見れますが動きがやばいですねw こういった足を滑らせるようなダンスのことをシャッフルダンスと呼ぶらしいです。
そして先程紹介した日清のCMで使われている曲はそんなジェームス・ブラウン(通称:JB)が1970年に発表した名曲『Sex Machine』がもととなって作られました。CM曲のもととなった原曲『Sex Machine』の中で何度も繰り返される「ゲラッパ!(もしくはゲロッパ!)」というフレーズは当時を知る人なら聞き覚えがあることかと思います。
ちなみに「ゲロッパ!」というフレーズは、2003年に公開された井筒和幸監督の映画『ゲロッパ!』のタイトルにも使われるほどで、映画内では主人公をジェームス・ブラウンの熱烈なファンという設定で西田敏行氏が演じています。